[新型コロナ関連論文]UKにおけるChAdOx1 nCoV-19ワクチンの遅い2回目接種と3回目接種の反応源性と免疫源性

[新型コロナ関連論文]UKにおけるChAdOx1 nCoV-19ワクチンの遅い2回目接種と3回目接種の反応源性と免疫源性

2021.10.27

 

 いくつかの国では、COVID-19ワクチン供給不足により1回目接種と2回目接種の間が長引くことで、免疫を落とすという懸念が生じています。

 逆に、供給に問題のない国では、3回目の接種を検討しています。

 本研究は、免疫応答を引き起こす能力である免疫原性の、ChAdOx1 nCoV-19 (AZD1222)(以下、アストラゼネカ製ワクチン)ワクチンの1回目接種後の持続性と、1回目接種と2回目接種の間の長期のインターバル期間(4445週)の後の免疫の持続性と、2回目接種の2838週間後の3回目接種への応答の持続性を調査しました。

 このため、18~55才のボランティアの人々の、1回目接種後44~45週間後の遅い2回目ワクチン接種の、または、2回目接種後2838週後の3回目ワクチン接種の、副作用や免疫反応を起こす能力である反応源性と、免疫応答を引き起こす能力である免疫原性を以下に報告します。

 アストラゼネカ製ワクチンの2回目接種前に長期のインターバル期間を置いた人々は、抗体価が増加しました。

 同ワクチンの3回目接種は、抗体を2回目接種後の高い有効性レベルとT細胞応答の追加免疫を引き起こすことが判明しました。

 ご興味をお持ちいただけましたら、以下のリンクをご参照くださいませ。

 Reactogenicity and immunogenicity after a late second dose or a third dose of ChAdOx1 nCoV-19 in the UK: a substudy of two randomised controlled trials (COV001 and COV002) - The Lancet