SARS-CoV-2の再感染が証明され、公衆衛生上の懸念を投げかけています。

そこで、カタールにて、2020年4月16日～12月31日までに検出されたSARS-CoV-2抗体陽性の人々（約43千人）において、最初の抗体陽性から14日後以降のPCR検査での陽性をSARS-CoV-2再感染の指標として、抗体陰性の人々（約150千人）におけるSARS-CoV-2新規感染数を疫学研究で比較が行われました。

その結果、再感染は、0.66人/10,000人/16.3週間と見積もられ、7か月間は免疫の衰退は見られませんでした。

以上から、カタールでは、再感染は稀なケースで、自然感染は、最低7か月間の再感染への強力な保護を誘発しているように結論づけました。

ご興味をお持ち頂けましたら、以下のURLよりご確認くださいませ。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2589537021001413