[新型コロナ関連論文]ブラジルにおけるCOVID-19第1波の間のCOVID-19診断に関係する社会経済的不平等さと健康状態と関係する症状

[新型コロナ関連論文]ブラジルにおけるCOVID-19第1波の間のCOVID-19診断に関係する社会経済的不平等さと健康状態と関係する症状

2021.11.10

 

 COVID-19が異なる人口グループに不均衡に影響を及ぼしていることが昨今の研究で判明している。

 本研究は、ブラジルにおけるCOVID-191波の間の社会経済的不公平さを、国家世帯調査(PNAD-COVID-19/IBGE)からの入手可能なデータと関係症状を用いて定量化したものです。

 著者らは、健康変数に最も影響を与える要素を確認するための分解分析と共に、集中カーブと集中インデックスを使用しました。

 その結果、集中インデックスは、発生率に対してプラスでした。

 これは、高収入グループにおける診断、テスト数、の大変な集中を表しています。

 COVID-19に似た症状を考慮した時、不公平さは生じていません。

 潜在する疾病は、高収入の人々における診断よりも、関係する症状が存在するところでCOVID-19の集中に大変に寄与します。

 しかしながら、分解分析の結果はもし不平等さが民族によってだけ説明されるならば、漸弱な地域(北部と北西部)に最も住んでいる事実と共に、COVID-19は最も貧困な人々に集中している事を示しています。

 ご興味をお持ちいただけましたら、以下のリンクをご参照ください。

Socioeconomic inequalities and health status associated with the Covid-19 diagnosis and related symptoms during the first wave of infections in Brazil: A decomposition analysis - ScienceDirect