[新型コロナ関連論文]カタール人の生活におけるCOVID-19蔓延中のステイアットホームの影響力:食生活、身体活動、体重における認識された変化

[新型コロナ関連論文]カタール人の生活におけるCOVID-19蔓延中のステイアットホームの影響力:食生活、身体活動、体重における認識された変化

2021.09.14

 

 世界中の国々は、COVID-19の予防のため、移動制限やステイアットホーム制限等異なる即座の予防対策を強いられました。

 それら予防策から得られる利益に関わらず、不都合なライフスタイルの結果が生じています。

 本研究は、COVID-19蔓延中に強いられたステイアットホーム制限の、食生活、身体的活動、体重に関するカタール人への影響を調査します。

 このため、202012月~20212月の期間に、人口規模の疫学研究を18歳以上の成人約1,400人に対して実施しました。

 その結果、ステイアットホーム令後、27.8%が非健康的、33.2%が健康的と認識し、半数の人々が体重増加を認識しました。

 調査参加者は、座っている時間とTV等視聴時間が増加し、運動時間が短縮したことを報告しています。

 そして、体重増加と、不健康な食事、長時間の座している事、運動時間の短縮化との関係性を確認しました。

 以上から、カタールの人々は、ステイアットホーム中に、食事、身体的活動、体重に関するライフスタイルで変化を経験していることが判明しました。

 ステイアットホーム中に、人々が健康的なライフスタイル行動を維持するための促進の更なる強調が必要である。

 ご興味をお持ち頂けましたら、以下のリンクをご参照ください。

 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2211335521002357