[新型コロナ関連論文]UKでのCOVID症状研究アプリ使用者におけるワクチン接種後のワクチンの副作用とSARS-CoV-2感染

[新型コロナ関連論文]UKでのCOVID症状研究アプリ使用者におけるワクチン接種後のワクチンの副作用とSARS-CoV-2感染

2021.05.19

 ファイザーとBioNTech製「BNT162b2」と、オックスフォードとアストラゼネカ製「ChAdOx1 nCoV-19」のCOVID-19ワクチンにおける安全性と効果を、UKの社会状況で調査することを目的とし、察疫学研究によって、COVID症状研究アプリを使用し、1回か2回の「BNT162b2」ワクチン接種または、1回の「ChAdOx1 nCoV-19」のワクチン接種を終了した個人に対して、8日間以内の副作用の割合と可能性を調査しました。

 また、ワクチン接種済み個人と未接種の個人の感染率も比較しています。

 その結果、両ワクチンの副作用の発生頻度は、両ワクチンのフェイズ3の治験での報告よりも更に低くなっていたことがわかりました。

 また、両ワクチンは、SARS-CoV-2感染のリスクが12日後に減少したとのことです。

 ご興味をお持ち頂けましたら、以下のリンクよりご確認くださいませ。

 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1473309921002243